この度、太田市立旭中学校様にご利用いただきました。
今回ご依頼いただきました千明先生に研修後インタビューにご協力いただきましたのでご覧ください。
マーヴェラスラボの研修を選んでいただいた決め手は何ですか?
普段の学校生活ではなかなか体験できないプログラムを提供されている点に惹かれ、問い合わせさせていただきました。
ご提案いただいた際の資料の情報量が非常に豊富だったため、プログラム実施のイメージが具体的に湧きました。また、他校での導入実績も多く、主席トレーナーの加藤代表を筆頭にこれまでの活動実績にも非常に惹かれたのも決め手でした。
プログラムで学校生活ではなかなか見えない友達の良さに気づけるのではないかと感じ、実施することを決定しました。
研修前に抱えていた課題・悩みはありますか?
ちょうど今くらいの時期になると、クラス内でどうしても人間関係が固定されてきてしまいます。
また、コロナの影響もあって新年度は休校から始まり、さらにはソーシャルディスタンスやマスク着用の徹底が日常となりました。
こうした時代においては「誰とでもコミュニケーションを取れる力」を身につけることが必要不可欠だと考えていたのですが、その力をどのように身につけさせるか?が課題でした。
Q.研修を受けて、どのような変化が生まれましたか?
研修後、生徒1人1人の行動が変わっているのを感じています。
例えば、特別支援を要する生徒にも、さりげなく手を差し伸べてくれる生徒が増えました。
また、クラスの雰囲気が以前に比べるとかなり良くなり、遅刻の多かった生徒も時間内に登校するようになりました。
「困っている人を助けたい」と考え、それを実行している生徒が増えたことが、教師目線でも見て取れます。
Q.プログラムを受けて、当初の課題は解決されましたか?
今回の研修での体験は、コミュニケーションの課題を解決するための大きなきっかけを与えてくれました。
「誰とでもコミュニケーションを取れる力」は一朝一夕で身につくものではありませんので、その日だけで解決するものではないとは思っています。
今後、生徒たちのコミュニケーション力を高めていくために、今回の研修で得たものをどのように価値付けしながら言語化していくか?日常生活において、生徒たちの行動に結びつけて伝えていくか?これは私ども教師の日々の指導にかかっていると思いますので、引き続き研修での学びをうまく結びつけながら生徒たちと関わっていきたいと考えています。
Q.生徒さんからの感想などはありますか?
「小学校から8年間一緒に過ごしていても、初めて知ることがたくさんあり、これからどんどん知りたいと思えるようになった。」
「一人一人の個性を引き出して、意見に耳を傾けられるようになりたいと思った。」
「自分だけが意見を述べるのではなく、意見を言うのが苦手な子に話を振ってあげたり、発言しやすいような環境を作っていきたいと思うようになった。」
など、互いの考えを認めたり尊重し合いながら、課題を解決できたという振り返りをしている生徒が多かったです。
また、トレーナーの方が研修中に教えてくれた内容を振り返りに書いている生徒もいましたので、それぞれが体験を通して新たな気付きや学び、発見ができたと思います。
今回の研修は、生徒だけでなく、学年教員全員が意義あるものだと感じておりますので、来年以降も取り入れていきたいと思います。
今回は、素晴らしいプログラムを体験させていただき、ありがとうございました。